大坂なおみ選手の肌を白く表現したアニメ広告、ネットで炎上「日清食品に『人種問題に鈍感で賞』を贈呈だ」

カップラーメンで有名な日清食品と、人気漫画「テニスの王子様」の作者、許斐剛氏がスキャンダルの渦中にある。褐色の肌をもつテニス界のスター、大坂なおみ選手の肌を白く描いたアニメーション広告のためだ。
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様々な国際大会で快挙を成し遂げている大坂選手は、日清食品と所属契約を結んでいる。そのため、同じく日清食品に所属する男子テニスの錦織圭選手とともにアニメーションに登場することになったわけだ。アニメ広告自体はすぐさまユーチューブから削除されたが、スクリーンショットは残っている。ネットユーザーらはネガティブな反応を示している。

大坂なおみ
日清食品アニメーション広告のスクリーンショット

「たった今、日清食品のヌードルの広告を見た。大坂なおみ選手が、『望ましい』外見になるように、肌は白くされていた。がっかりしたけれど、驚くことじゃない。200パーセント驚きはない。マスクを外したスパイダーマンのマイルズを、映画『スパイダーマン: スパイダーバース』の広告から外したのと同じさ。日本では黒人は好まれない。水は、湿っている(編集注:水が湿っているのと同じくらい、日本で黒人が好まれないのは明白だとの意)」

​「日清食品に『人種問題に鈍感で賞』を贈呈だ」

​日清食品は公式に謝罪し、「よりダイバーシティに配慮する」としてる。日清食品は、大坂選手の動画広告を年明け前に公開しており、なかなかよくできている。それなのに今回の騒動になるとは、おかしなものだ。

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