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ポドスタニツキー氏は、この絵が公開オークションにだされ、しかも盗品ではない場合は国民的意味を持つ名作として数十万ドルの価格になることは間違いないと述べ、「100万ドルはくだらないと思う」と答えた。
ポドスタニツキー氏は、絵画が盗難に遭った以上、この絵を売り出すことは現実的ではないとし、「窃盗犯が絵画の専門家ではなかったことは明白で、これで利益を得ようとしたわけではなく、単に常軌を逸しているか、精神病者ではないかと思う」との推測を表している。
27日、クインジーの名作「アイ=ペトリ、クリミア」は現在、トレチャコフ美術館で行われているクインジー展の会場から不審者によって盗まれた。絵画の保険価格は文化省、保険会社の試算で18万ドル。ネット上にはおそらく絵画を盗んだと疑われる人物が映っている動画が公開された。