米国、ベネズエラ国営石油会社に制裁を発動

ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、ベネズエラの国営石油会社PDVSAに対して制裁を発動したことを発表した。
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ボルトン氏によると、PDVSAの資産70億ドルが凍結されるほか、PDVSAは1年間で110億ドルの収入を失うことになる。

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なおムニューシン米財務長官によると、PDVSAは「組織に対するコントロールが暫定大統領または民主的に選ばれた将来の国の政府に移譲」されることを条件に、制限を免除される可能性がある。

ムニューシン氏はまた、米国政府がPDVSAとの「複数の取引」を可能とする一時的なライセンスを発行することを明らかにした。米企業は引き続きベネズエラから石油を購入することができるが、代金は凍結された口座に入る。

1月23日、グアイド議長は自らを暫定国家元首と宣言した。米国政府はこの問題に関して、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領にグアイド議長へ権力を引き渡すよう求めた。ベネズエラのウラジミール・パドリーノロペス国防相は、この国で起こっていることはクーデターだと述べた。

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