ベネズエラ 抵抗運動での死亡者が40人を超す 国連人権事務所

国内で騒乱の続くベネズエラでは抵抗運動による犠牲者の数が4万人を超えた。国際連合人権高等弁務官事務所のルペルト・コルヴィレ代表の発表をロイター通信が引用して報じた。
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コルヴィレ代表によれば、反政府勢力の部隊との衝突で26人が射殺、さらに11人が略奪に絡む騒乱で殺害されている。

ベネズエラ 抗議活動
コルヴィレ代表によれば、抵抗運動で拘束された市民の数は850人に上っている。そのうち77人が未成年者。

2019年1月23日深夜から翌24日にかけて、ベネズエラではクーデターが試みられた。 ベネズエラ野党の指導者、フアン・グアイド国会議長はカラカスの路上で何万人もの支持者を前に集会を行った。米国は、ニコラス・マドゥロ大統領に対する反対運動のリーダーとなった、つい最近までほとんど世界に知られていなかった35歳のグアイド国会議長を支持している。カラカスでの反体制派によるデモンストレーションは、1958年に独裁者のマルコス・ペレス・ヒメネスがその座を追われた日にあわせて行なわれた。

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