ベネズエラ政府の米銀口座、グアイド議長にアクセス提供 米国務省

ベネズエラ反体制派のグアイド国会議長に対して米政府が、ベネズエラ政府が米国の銀行に保有している口座へのアクセス権を提供した。ワシントン・ポスト紙が伝えている。
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声明では、ポンペオ米国務長官が25日、既に暫定大統領就任を宣言しているグアイド議長について、ベネズエラ政府や同国の中央銀行がニューヨーク連邦準備銀行や他の複数の銀行に保有している口座において、資産を受け取ったり管理したりする権利があることを確認したと述べられている。

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2019年1月23日深夜から翌24日にかけて、ベネズエラではクーデターが試みられた。 ベネズエラ野党の指導者、フアン・グアイド国会議長はカラカスの路上で何万人もの支持者を前に集会を行った。米国は、ニコラス・マドゥロ大統領に対する反対運動のリーダーとなった、つい最近までほとんど世界に知られていなかった35歳のグアイド国会議長を支持している。カラカスでの反体制派によるデモンストレーションは、1958年に独裁者のマルコス・ペレス・ヒメネスがその座を追われた日にあわせて行なわれた。

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