特監委員「大急ぎで調査」と証言 幹部同席は影響せず、統計不正

厚生労働省の統計不正問題を調べた特別監察委員会の委員の外部有識者が29日、共同通信の取材に応じ「厚労省からできるだけ早く結論を出すよう言われた。大急ぎで調査したのは間違いない」と証言した。
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同省最高幹部の宮川晃厚労審議官や定塚由美子官房長が職員らへの聴取に同席、質問していた。これに対し委員は「(幹部は)補佐の役割だった」と述べ、幹部の関与は調査に影響しなかったとの認識を示した。

委員は「省内の組織改編もあり、事務方の補助がないとポイントを絞った聴取は難しかった。聴取を受けた人は同席した幹部の先輩に当たり、相手が答えづらい雰囲気はなかった」と語った。

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