英議会、EU離脱期限の延期案を否決

英議会下院は29日、欧州連合(EU)からの同国による「合意なき離脱」を拒否する離脱関連修正案を可決した。他の一連の修正案についても同日、下院で採決が行われ、EU離脱期限の延期を求める2案は否決された。
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議員らはこの日、英国のEU離脱に関する一連の修正案について論議。このうち大部分の案は、離脱日を3月29日から2019年末に延期する提案も含めて否決されたが、EU側との合意を伴わない離脱を拒否する構想案は可決された。

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ただ、この構想案の可決が、政府による実行を法的に強制するものではないということを指摘しておくことは重要だ。

離脱日を今年末に延期する提案とは別の離脱延期案については、反対が327票、賛成は僅か39票という結果で否決された。この結果、英国は今のところ、2019年3月29日にEUを離脱しなければならない。

英国のメイ首相は既に、議員らによる要求について、EU側との新たな交渉に向けた弾みにはどのような場合であっても全くならないと急遽表明している。

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