一帯一路に米など「警戒、反発」 防衛研究所、中国の戦略に疑問

防衛省のシンクタンク防衛研究所は30日、中国の軍事動向などを分析した「中国安全保障レポート2019」を公表した。経済圏構想「一帯一路」で中国主導の国際秩序構築を目指す姿勢が、米国や東南アジア諸国連合(ASEAN)の「警戒、反発を招いている」と指摘。東・南シナ海での「軍事力を背景にした強引な現状変更が不信を高めている」として、国際戦略に疑問を呈した。
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「中国を取り巻く国際環境は必ずしも有利になったとは言えない」と結論付けている。

今回は「アジアの秩序を巡る戦略とその波紋」をテーマに設定した。

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