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グアイド氏は先に、露中にとってベネズエラの経済モデルの変化は好ましいという認識を示した。
ペスコフ報道官は「ベネズエラ国内で起きていることは全てベネズエラの国内問題であり、重要なことは、第三国の干渉から国を守ることだ」と強調した。
ペスコフ氏は、ロシア大統領府がグアイド氏を国会議長と認識しており、国家元首としての地位を承認していないと改めて述べた。その上で、ロシアにとってベネズエラのパートナーはマドゥロ大統領とその政府だと強調した。
ベネズエラのグアイド国会議長は23日、自らをベネズエラの大統領代行と宣言。マドゥロ大統領による権力簒奪を停止させるため、全てのことを行うと明言したほか、軍による支持のもとで暫定大統領に就任する用意があるとも表明した。これに対しマドゥロ大統領は、グアイド議長が憲法違反の大統領であると述べ、国民に対し「最大限の動員」を呼びかけた。
現在、米国のほかにカナダ、アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス、パナマ、パラグアイ、ペルー、グルジア(ジョージア)がグアイド氏をベネズエラ大統領代行として認める声明を表している。
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