盗まれたクインジの絵画担当だった監視員を解雇

画家アルヒープ・クインジの『クリミアのアイ・ペトリ』が27日に持ち去られたトレチャコフ美術館のホールで働いていた女性監視員が、同美術館から解雇された。同美術館の広報関係者が明らかにした。
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説明によれば、この監視員は性格上の特質が原因で「集中することができず、職責を果たせなかった」のだという。また、「彼女(監視員)は茫然自失の状態にあった。このことは許し難い」ともされている。

クインジの絵画は持ち去られた後、既に展覧会に戻されており、1日の朝にはホール内に配置されている。同美術館は、このホール内の監視所の数を増やす決定を下している。

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