猫の寄生虫でヒトの統合失調症リスク向上か

オランダの研究チームは、猫に感染するトキソプラズマがヒトの統合失調症リスクを高めるとする研究結果を発表した。論文は電子ジャーナルサービス「ScienceDirect」に掲載された。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

研究チームは8万人のドナーの血液を検査し、トキソプラズマに感染した人が統合失調症になるリスクは5割近く高いと明らかにした

こうした結果は出たが、トキソプラズマが統合失調症の原因であるとは断言できない。これは可能性のある原因の1つに過ぎない。

トキソプラズマへの感染経路としては、生肉食や感染した動物との接触などがある。

トキソプラズマへの感染は世界的に確認されている。米国だけで感染者は6千万人を超える。

関連ニュース

1年後にあらゆる種類のがんに効く治療薬がつくられる?

定期的なアスピリン服用でがんの生存率が向上

コメント