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社会階層を駆け上がるためキャリアを始めたばかりの若者が仕事を変えることは正しい選択かという質問に対し、マー氏はきっぱりと否定した。マー氏(54)がこう答えるには理由がある。大学の英語講師として6年働いた経験を挙げ、魅力的な将来を約束するものではなかったが、コミュニケーション能力と規則を学べたと指摘。これが後にめまいがするほどのキャリアを積む役に立ったのは間違いないと述べた。
「あなたの初めての仕事はいちばん大切なものです。これは必ずしもビッグネームの会社である必要はありませんが、どんな人間であるべきかや、正しく物事を行う方法を教えられる良き上司を見つける必要があります。この会社に3年間いると自分に約束してください」とマー氏は語る。
マー氏は、20歳の頃、多くの人は何でも出来ると思いがちだが、実際にはそうではないと指摘。不必要なプライドを捨てて、出来る限り熱心に上司から最良の経験を学ぶ必要がある。そうすれば成功を掴み、上司もそれに気づいて評価するとマー氏は断言した。