沖縄 湾港労働者が自衛隊に抗議 大規模ストライキへ

日本の自衛隊車両を積んだ船舶が沖縄地区港湾労働組合(沖縄地区湾港)との事前協議なしに中城(なかぐす)湾港に入港し荷役を強行した問題を受け、那覇港や中城湾港で400人規模の無期限ストライキが予定されている。地方紙「沖縄タイムス」が報じた。
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沖縄タイムスによると、沖縄地区湾港は今年1月25日、自衛隊の貨物や車両を取り扱う船舶の民間港利用の制限を県土木建築部に要請していた。

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一方、今月2日には自衛隊船舶が中城湾港に入港し、装甲車やジープなど計200台近くの車両積み下ろしを行った。

役員の現場視察が沖縄県により拒否され事前協議もなかったことから、湾港労働者の間では不満が高まっている。

今月4日に予定されている無期限ストライキは400人規模に上る見通しで、経済的な影響も懸念されている。

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