ローマ法王、ドストエフスキーの小説を引用

ローマ法王フランシスコは、訪問先のアラブ首長国連邦で開かれた宗教間会合での演説で、ロシアの作家フョードル・ドストエフスキーの小説『カラマーゾフの兄弟』を引用した。
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法王は「勇気とは対話の精神でもあり、その基盤は意向の誠実さである。対話は、距離を広げ、疑いを強める虚偽によって損なわれる。友好関係を宣言した後に反対の行動を取ってはならない。現代の作家が述べたように、自分自身にうそをつき、自分のうそに耳を傾ける者は、自身の内にも周囲にもいかなる真実の区別もつかず、自分自身のことも他人のことも尊敬できなくなるということになる」と語った。

虚偽に関する言葉は、『カラマーゾフの兄弟』の第2巻でゾシマ長老が述べている。

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