雪の招き猫、ヘルシンキ大聖堂、そしてスターウォーズ!第70回さっぽろ雪まつり開催中【写真】

70周年を迎えるさっぽろ雪まつりが開催中だ。街の中心部、大通公園には、100を超える雪像が登場。その中には、ヘルシンキ大聖堂(かつての聖ニコラウス教会)、スター・ウォーズをモチーフにした体感型の雪像、機関車などがある。本稿では、雪まつりの歴史と、ソーシャルメディアに投稿された印象的な雪像写真をご覧いただこう。
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コンテスト・プログラムには9チームが参加している。参加者は中国、韓国、フィンランド、ハワイ、インドネシア、マカオ、ポーランド、シンガポール、タイから来ている。

さっぽろ雪まつりは1950年から開催されている。開始当初は6つの雪像しかなく、来場者は5万人だった。そもそもこのイベントは、戦後の、楽とは言えない日常生活から、少し気を紛らわすために企画されたものだった。雪まつりは急速に発展し、1955年には自衛隊が雪像造りに参加するようになった。現在に至るまで、これは雪まつりの伝統となっている。1月初旬、札幌市民は、自衛隊のトラックが何トンもの雪を運んできて、それを市の中心部に降ろす様子を見るためにわざわざ集まる。

​さっぽろ雪まつりは、1974年から雪像の国際コンテストを開催することによって、世界的にもどんどん有名になった。現在、雪まつりは札幌の文化の欠かせない一部となっており、毎年約250万人もの旅行者が全世界から訪れている。

 

 

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