スペースXの新エンジン ロシアの記録を塗り替え マスク氏

スペースX開発の新ロケットエンジン「ラプター」が燃焼室の圧力レベルでロシアのロケットエンジンRD-180の記録を塗り替えた。同社のイーロン・マスク氏が明らかにした。
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マスク氏はツィッター上に「今日、ラプターは268.9バール(274.2kgf/cm²)に達し、ロシアの見事なRD-180の達成記録を超えた」と書きこんだ。

ロシアの液体ロケットエンジンRD-180は米ロケット「アトラス -5」の第1ステップに用いられており、これまでに85回の飛行を行ってきた。RD-180生産体のサイト情報では、燃焼室の圧力は261.7kgf/cm²。

先週、マスク氏はスペースX社がラプターの初の燃焼実験を行ったことを明らかにしていた。ラプターは惑星間宇宙飛行用の飛行船「スターシップ」のために開発されている。

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