インドネシア、スラウェシ島の噴火山 溶岩流出圏に未だに1千人以上が

噴火し、溶岩流の発生したインドネシア、北スラウェシ島のカランゲタン火山では溶岩の流出している地域にまだ1千人を超える住民が取り残されている。新華社通信が地元の火山学局の発表を引用して報じた。
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北スラウェシ島当局は、昨年末、12月下旬、火山の状態が噴火危険レベルの「2」に達したと発表していた。発表によれば、火山に近い危険区域にあるバトゥブラン、ババ、ニアムバンゲンの3村の住民には溶岩流、火山灰の脅威のない地域への避難勧告がなされていた。

火山学局のヴェンシ・ルムバヤン局長によれば、この3村は火口から半径2キロから2.5キロ圏内にあり、総住民数は推定1千人から1.5千人。現在は火山斜面を流れる川の沿岸部の区域からの避難が行われている。

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