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2月9日、四川省成都市にあるジャイアントパンダ繁殖研究基地で、少女が2メートルの高さからパンダの飼育場に転落した。大きな鳴き声が1頭のパンダの関心を引いた。パンダはゆっくりと少女に近づくが、攻撃しようとする様子は見られない。
基地の職員が囲いの間から長い棒を少女に差し出すが、怯えている少女はしっかりと棒をつかむことができない。別のパンダが少女に近づいた時、基地の職員が柵の間から身を乗り出して少女の腕をつかみ、救出した。
この出来事の後、基地は「パンダは大型の猛獣で、基地の職員であっても2歳以上のパンダとは距離を保たなくてはなりません。訪れた際には安全規則を守り、勝手に安全ゾーンから出ないようくれぐれもお願いいたします」と発表した。
基地はこれまでにも、パンダは愛らしい姿をしているが潜在的に危険な動物だと警告していた。
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