福島第1原発で燃料デブリの接触調査が開始

福島第1原発では13日、最も深刻なメルトダウンを起こした2号機で溶融核燃料(デブリ)の性状を調べる初の接触調査を午前7時から開始した。
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炉心の底にある燃料デブリへは全長が最高で15メートルの伸縮式パイプが挿入され、先端に装着された2本の指でデブリとの接触が試みられる。調査目的は、将来、デブリの取り出し作業で使うロボットの設計などに反映させるため、デブリの性状を把握すること。今回の作業はあくまでデブリとの接触で、持ち上げたりはするものの、炉外への持ち出しは行われない。

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