米上院 ケルチ海峡事件を理由に新たな対露制裁法案を策定

米上院はケルチ海峡の事件を受け、ロシアに対する新たな制裁法案を作成した。同法案は造船セクター及びエネルギーの国家プロジェクトを制裁の対象としている。
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新制裁法案はロバート・メネンデス上院議員のサイトに発表された。それによれば対象となる人物は「ロシア連邦保安庁のエージェント」24人で、彼らがケルチ海峡でのロシア国境の侵犯した船に乗っていたウクライナ人の拘束に関与したことが咎められている。

米上院は、ロシアの造船セクターに対する制裁は「ケルチ海峡および全世界の海上における自由な航行に違反」したことを理由に挙げており、このほかロシアの銀行に対しても制裁を講じようとしている。

制裁法案の対象はロシア国外におけるロシアのエネルギー・プロジェクト、ロシアのサイバー・セクターにも及んでおり、液化天然ガスのプロジェクトへの投資も対象に含まれている。

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