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折り紙のような形状のブラインド、自宅の窓を太陽電池パネルに

オーストラリアの設計会社「プレバレント」が現在、「ソルガミ(Solgami)」と名づけられたブラインドの開発に取り組んでいる。この名称は、「solar(太陽の)」と「origami(折り紙)」という2つの単語を組み合わせたもの。
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ソルガミは、太陽光の作用を受けて電気を作り出すとともに、その折れ曲がった構造により太陽光を部屋の内部に通すことを可能にする複雑な資材。折れ曲がっている形状が、このブラインドの外見を折り紙のそれと似たものにしている。ファスト・カンパニー誌が伝えている。

​ソルガミは一風変わったデザインのブラインドで、インテリアに溶け込むだけでなく、室内に大量の自然光を確保する。ブラインドを構成する各面に太陽光を反射させ、室内の各部分を照らし出すのだ。それと同時に、室内に差し込んでくる光の量をブラインドが減少させないということも、特に強調されている。また、得られた太陽エネルギーについては、日常生活に利用する目的で電気エネルギーを保存するための専用蓄電池に蓄えることができる。

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