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通常の補助人工心臓は患者の腹腔に開けた穴を通るケーブルを使い、常に外部電源に接続している必要がある。人工心臓の稼働時間は充電なしでは15分に満たないため、頻繁な充電が必要だった。
だが今回開発された無線充電機器は2つの部品からなっている。1つは患者の胸部に移植。2つ目は特別なベストに組み込まれている。ベストを着るだけで、内部の誘導コイルが充電を始める。さらに人工心臓は1回の充電で8時間近く機能する。これは患者の生活の質を大きく向上させる。手首のモニターと内部のバイブレーション信号によって、次の充電時間が患者に伝えられる。