EU、近いうちにも新たな対露制裁承認へ

欧州連合(EU)は、ケルチ海峡で発生した出来事に対する新たな対ロシア制裁について近いうちにも全会一致の決定を下す。18日、モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表が明らかにした。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

ラブロフ外相、ポンペオ国務長官に新たな対露制裁の結果について警告
モゲリーニ氏は「今後数週間で、ケルチ海峡の事案に対する新たな(対ロシア)制裁について、全会一致の決定が下されるだろう」と述べた。

欧州の情報筋によると、8人がEUのブラックリストに加えられことになるという。

ロシア連邦保安庁は11月25日午前、3隻のウクライナ船がロシア側に航行の許可を得ずにケルチ海峡に向かい、領海に侵入したと発表した

ロシア保安庁沿岸警備隊とロシア黒海艦隊の艦船がウクライナ艦船に対し、合法的な停止命令を行った。ところがウクライナ艦船はこれに反応せず、航行を続けたため、ロシア側は違反船舶の強制停止のため、武器を用いた。

ウクライナ海軍の兵士3人が軽傷を負い、治療を受けた。艦船は拿捕された。ロシア大統領府はこの事件を「非常に危険な挑発行為」だと呼んでいる。

コメント