空飛ぶ風力発電機を備えた世界初の発電所、ノルウェーで建設へ【写真・動画】

英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルと米アルファベット傘下のマカニが、一定の出力で発電を行う風力発電所プロジェクトの開発に着手する。この発電所には、恒常的に風が吹いている高さの空中に留まることができる空飛ぶ風力発電機が備えられることになる。科学ニュースサイト「ScieNews.com」が伝えている。
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計画によると、複数のローター型風力発電機が取りつけられた「凧」が稼働高度まで上昇した後、空中に定められたポイントの周囲を旋回する。凧は特別なケーブルで基地局と繋がっており、得られた電気エネルギーはこのケーブルを通って、電圧を安定させるための変電所に送られる。

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Летающие ветряные электростанции Makani Power.
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Летающие ветряные электростанции Makani Power.

凧は幅が25.9メートルで、305メートルの高度にまで上昇可能。それぞれの凧には8基のローター型風力発電機が取りつけられている。発電所全体の出力は600~1千キロワットになる。

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