スプートニク日本
少年は、宣誓について女性教師と口論となった後、行政違反で起訴された。少年は米国の国旗と国歌について、黒人に対して「人種差別主義」だとの見解を主張した。
それに対し女性教師は、米国が少年に対し差別的であるなら、なぜ他国に移住しないのかと訊ねた。「あなたはいつでも祖国に帰ることができる。私はキューバから米国に来たが、居心地が悪いと感じたなら、私は他国での暮らしを考える」と女性教師は語った。
その後、状況はエスカレートした。少年は教師や他の学校職員らを人種差別を行っていると非難し、教室から出ることを拒否したため、駆け付けた警察官らによって連行された。
治安維持機関は少年の拘束にいたった理由については、宣誓拒否ではなく、授業妨害と役員への敵対行為が原因だと説明している。また教師の証言では、少年は彼女に暴力をふるうと威嚇していた。
少年の母親は自分は息子に対する起訴に同意しないと述べているた。公立学校の管理機関は、女性教師は単に宣誓は義務ではないことを知らなかったと述べた。 彼女はすでに解雇されている。
関連ニュース