沖縄県民投票 安倍首相、「結果を真摯に受け止める」も、移設は進める方針

安倍首相は25日、沖縄の米軍普天間基地の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票で「反対」が7割を超えたことについて、結果を真摯に受け止めるとした一方、「これ以上、先送りできない」とし、移設を進める考えを表明した。
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NHKによると安倍首相は25日、記者団に対し、県民投票で反対が多数を占めたことについて「沖縄に基地が集中している現状は、到底容認できない。沖縄の基地負担軽減は政府の大きな責任だ。今回の結果を真摯に受け止め、これからも基地負担の軽減に向けて全力で取り組んでいく」と述べた。

一方で安倍首相は「世界で最も危険な普天間基地が固定化され、危険なまま置き去りにされることは絶対に避けなければならない。日米合意から20年以上、普天間の返還が実現していない。もうこれ以上、先送りできない」と指摘した。

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