シベリアで5頭のラクダを生贄として焼殺  ロシア最高シャーマンが非難

21日、シベリア南部イルクーツク州アンガルスクのバイカルのシャーマンたちが、愛国的行為の一環だとして、ラクダを生贄とした儀式を行った。5頭のラクダの焼殺を、数百人の人々が見ている様子がビデオに収められた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

主催者によると、儀式は「ロシアとその国民の強化」を目的としたものだという。ロシア最高シャーマンのカラ-オール・ドプチュン-オール氏は、この出来事についてコメントし、生贄を捧げる儀式を許可していなかったことを明らかにした。

ペルーのシャーマンたちが、トランプ大統領と金正恩氏の和解を願って儀式を行う
最高シャーマンは 「これがアンガルスクのシャーマン、アルトゥール・ツゥィヴィコフ氏の主導であることを、私は知らされていなかった。もし知らされていたなら、私はそれを禁じただろう。私たちは、太古から一度もこのようなことは行っていない」と語った。

カラ オール・ドプチュン-オール氏によると、シャーマニズムの伝統はラクダを生贄にすることを禁じている。さらに、儀式の直前に動物を殺すことも禁止されていると指摘し、「これはシャーマニズムではなく、悪魔崇拝だ」と強調した。

関連ニュース

コメント