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文大統領は、自らの補佐官らと開催した週1回の会議の中で、「核武装開発の道ではなく、経済発展の道を過去から未来へ進んでいくとする北(朝鮮)の金正恩委員長による決定について、私は高く評価している。我々は、(米朝)双方の指導者らを支持していくとともに、朝鮮半島における不安定性や戦争の脅威の問題を解決するために、さらにまた、平和的経済の時代に向かって前進するために鍵となる、目前に迫った(米朝首脳)会談が好ましい結果を迎えることを期待する」と述べた。
米国のトランプ大統領と金委員長は、27~28日にハノイで2回目の会談を行う。
文大統領はさらに、「もし北が自らの経済を開放するなら、近隣諸国や国際組織のほか、国際資本も、その(北朝鮮経済の)発展に参加することになるだろう。この路線において主導的立場を占めることができる可能性を、我々は逃してはならない」とも述べている。