ベネズエラ国家警備隊、コロンビアとの国境で発砲

ベネズエラ国家警備隊が25日、抗議デモの参加者たちを解散させるため、コロンビアとの国境にあるシモン・ボリバル橋に向かって発砲した。ナシオナル紙電子版が伝えた。
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同紙によると、ベネズエラ国家警備隊はコロンビアの方向に発砲した。コロンビア警察は武器をいつでも使用できる状態に置いたが、発砲はしなかったという。

両国の国境で抗議を行っている人々はベネズエラ当局に対し、人道支援物資の搬入を許可するよう求めている。

ベネズエラ野党は23日、ベネズエラ政府が閉鎖したコロンビアとブラジルとの国境経由で人道支援物資の搬入を試みたが、国境地帯に配備された国家警備隊と警察が支援物資の搬入を阻止、物資が燃える事態も起こった。

混乱ではコロンビア人数十人を含む数百人が負傷した。複数の情報によると、4人から25人以上が死亡した。また野党によると2月23日以降、ベネズエラのマドゥロ大統領の命令に従うことを望まない約160人の治安当局者がコロンビアに越境した。

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