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グレフ頭取は「人工知能は通常、大きなシステムの中で決定を下す。そしてアルゴリズムに入り込んだ小さなミスが、非常に大きな結果につながる可能性がある。われわれは実際に、これで多額の資金を失った」と語った。
グレフ氏によると、ズベルバンクはそのようなミスから学び、人工知能システムを調整した。
同氏は人工知能について、そのメリットの一つは大量の計算と関連した「面白くない日常的な」タスクを処理する能力だと指摘した。
11月、グレフ氏は、ズベルバンクにおける人工知能の導入が、単純な処理作業を行っていた職員の人員削減につながったと発表した。ズベルバンクは中間管理職の約70%を解雇した。
また1年前、グレフ氏は、ロシアに人工知能省を創設することについて考えるよう提案した。
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