「スーパーボウル」で「Maroon 5」のアダム・レヴィーンが上半身裸に 米連邦通信委員会に50件以上の抗議の声

アメリカン・フットボールの頂点を決める「スーパーボウル」のショーで、バンド「Maroon 5」のアダム・レヴィーンがシャツを脱いで上半身裸になったことに対し、米連邦通信委員会(FCC)に50件以上の抗議の声が寄せられた。
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寄せられた抗議によると、人々はレヴィーンの裸体あるいは乳首(これもそうではあるが)ではなく、男性と女性のヌードの不公平な評価に憤慨している。

15年前、同じく「スーパーボウル」のショーにジャネット・ジャクソンとジャスティン・ティンバーレイクが出演した。その時、ティンバーレイクがジャネットの衣装を誤って破いてしまい、ジャネットの胸があらわになってしまった。この出来事は、ジャクソンの活動に影響を与えた。ジャクソンは当初、謝罪を拒否した。その結果、彼女は複数のプロジェクトを失い、「グラミー賞」の受賞式にも出席できなかった。またメディアは、「スーパーボウル」を中継したCBSのCEOレス・ ムーンベス氏がジャクソンに対して非常に腹を立てていたため、ラジオ局の放送時間を購入し、そこでジャクソンの歌を流さないようにしたと報じた。

その後、ジャクソンは謝罪し、ティンバーレイクは衣装が破けたことについて「衣装の誤作動(wardrobe malfunction)」と説明した。

当時(2004年)もFCCには約50万件の抗議の声が寄せられ、CBSには55万ドルの罰金が科せられた。

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