スプートニク日本
スプートニクの記者はトランプ大統領に、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談では北朝鮮の核施設の検証について触れられたかどうか尋ねた。トランプ大統領は「米国は北朝鮮の核施設の検証を簡単かつ首尾よく行うことができるだろう」と答えた。
Yahoo Newsのホワイトハウス担当記者はツイッターに「ロシアのプロパガンダ機関スプートニクがたった今、トランプ氏に質問した」と投稿した。
通信社Feature Story Newsの社長で主任特派員のサイモン・マークス氏もツイッターに「トランプ氏はロシアのスプートニクの質問によりによって答えた。それはそうさ」と投稿した。
かつてホワイトハウスへの入館を一時的に禁止されたCNNのホワイトハウス担当記者、ジム・アコスタ氏も、記者会見ではロシアや中国の国営メディアや、Fox Newsの司会者ショーン・ハンニティ氏が質問したと伝えた。
西側では最近ロシアメディアとの情報戦争の話題が頻繁に聞かれるようになった。
米国の上下両院議員やフランスのマクロン大統領を含む一連の欧米の政治家たちは、米国及びフランス大統領選に介入したとしてスプートニクとRTを非難したものの、いかなる証拠も提示しなかった。ロシアの政府関係者も、このような声明は事実無根だと指摘した。
これより前、米連邦捜査局(FBI)は「スプートニク」がロシア政府プロバガンダ機関として米国外国エージェント登録法(FARA)に違反した活動を行っているとの情報を調査する中で「スプートニク」の元社員のアンドリュー・ファインバーグ氏に対する尋問を行っていた。
これは欧州におけるメディアの自由に関する議論や、人権擁護者らの非難を呼び起こした。