パキスタン、負傷したインド空軍操縦士を航空機で搬送することを許可せず

インドは、パキスタンに撃墜され拘束されたインド空軍の操縦士を搬送するために、パキスタンへ航空機を派遣することを検討したが、パキスタン側は拒否した。操縦士はパキスタンとインドが領有権を争うカシミール地方でパキスタン軍に撃墜され、拘束された。1日、インドのテレビ局NDTVが、消息筋の情報をもとに報じた。
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報道によると、インドはカシミール地方の国境の町ワガでの陸路によるものと、イスラマバードから特別機で搬送する2つのバージョンを検討していた。

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インド側の情報によると操縦士は負傷しているため、2つ目の特別機による搬送が優先だった。

だがパキスタン側が拒否したため、操縦士の引き渡しは1日午後にワガの近くで行われるという。

パキスタンのカーン首相は先月28日、「平和のジェスチャー」として、拘束した操縦士をインド側へ引き渡すと発表した。

先月27日、パキスタン軍はカシミール地方で領空侵犯したインド軍機2機を撃墜し、操縦士2人を拘束したと発表した。

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