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ボルト氏は、「この『空飛ぶブルドッグ』を発見したとき、息をのんだ。なぜなら、この種が絶滅していないと信じ切れてはいなかったからだ。この蜂の美しさと大きさを目にし、そしてその巨大な羽が私の頭の周りを飛び回りながら出す羽音を耳にし、私はとても興奮した」と語った。
巨大蜂は1858年に昆虫学者のアルフレッド・ウォレス氏によって発見されたが、それ以来、個体数は減少し続け、種は絶滅したと考えられていた。1981年に、研究者たちがインドネシアのバチャン島でこの巨大蜂の6つの巣を発見したのが最後だった。
この特別種の平均サイズは6センチ。この蜂はシロアリの蟻塚に住んでおり、巨大な顎を使って粘着性のある木材を集め、巣を作り、 シロアリから身を守っている。
この希少種の発見について、 専門家らの間からは蜂の絶滅問題をの入念な研究に役立つという声があげられている反面、昆虫コレクターの対象になることを心配する声も聞かれる。
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