銃を操る露ロボット「フョードル」、米類似品より格段に低コスト

ロボット「フョードル」
ロシアの非政府組織(NGO)アンドロイドナヤ・テフニカのエフゲニー・ドゥドロフ最高執行責任者(CEO)は、同社が開発する救助ロボット「フョードル」の製造コストは米ボストン・ダイナミクス社が開発する2足歩行ロボット「アトラス」より格段に安いと述べた。ドゥドロフ氏は、フョードルが手の細かい運動能力を習得し、作業道具や射撃を学習したと続けた。
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「こうした計算はしていないが、数分の1の価格だとは確実に言える」
なお、アトラスの価格は1800万ドルほど。

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ドゥドロフ氏は、ハードウェアの性能が同じでも外国製のロボットよりロシア製ロボットは安いとして、作業コストが低いことを理由に挙げた。

「フョードル」が拳銃の射撃を学習したことを受け、2月27日、外国企業がロボットの部品供給を止めたと明らかになった。

フョードル(FEDOR)はロシア初の2足歩行ロボット。救助ロボットとしてロシア非常事態省の注文を受けて開発された。2021年にはロシアの新型宇宙船「フェデラツィヤ」に乗って宇宙に向かう計画だ。

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