地球上から雲が消える  なぜこれが災害となるのか

私たちの地球を​覆い、​過熱から守っている層積雲が今後100年間で​消えて​なくなる恐れがある。もしこれが現実となった場合、気候の大変動は避けられず、その結果はもっとも悲観的な予想よりはるかに恐ろしい大規模なものとなる。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

カリフォルニア工科大学の研究者グループ​の出した、この研究結果が科学誌『ネイチャー・ジオサイエンス』に掲載された。​グループは、大気中の二酸化炭素濃度​が高まることで、世界の​大洋のかなりの部分を日光から遮っている層積雲​が消失​しかねないと警告​を発している。

国連事務総長、気候変動への十分な取り組み訴える
二酸化炭素の濃度は一定の​指標​(約1200ppm)を超えると、​後戻りのつかない​段階に達し、急変​が始まる。雲は不可逆的​に崩れ始め、​これが​海洋の猛烈な温暖化を呼び起こす。

数学的モデリング​で​は、​最終的に​地球上の平均気温​がは約8度上昇すると示​された。この上昇温度はすでに予測されている温室効果による地球温暖化を2~4度上回る。これは自然の大変動​にとどまらず、動植物の大量絶滅も危惧される。

約5500万年前、地球の歴史にはすでにそのような時代があった。当時、​地球は北極海でワニが泳ぐほど熱く、そしてほとんどの原始哺乳類が​いとも簡単に絶滅した。

関連ニュース

ウォーレン・バフェット、大災害はいつでも起こり得ると警告

コメント