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ロイター通信によると、弁護団が提示した訴状は、孟CFOが昨年12月カナダ当局に拘束された際、CBSAの職員から所持していた電子機器およびそのパスワードを提出するよう指示されたとしている。
孟CFOの弁護団は「CBSA職員にはその権限がない」としたうえで、カナダ当局の職員による証拠入手のための手法には「権利と自由に関するカナダ憲章」に対する深刻な違反があったと主張している。
ロイター通信はまた、RCMPが孟CFOの逮捕状の執行を故意に先延ばし、違法な拘束を続けたと伝えている。
カナダ政府は1日、米国の要請で拘束した孟CFOについて、米国への身柄引き渡しに関する審理を認めると明らかにした。孟CFOは6日、カナダ・バンクーバーの裁判所で始まる審理に出廷する。
在カナダ中国大使館は、孟CFOを巡るカナダ政府の決定に遺憾を表明している。
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