ドイツ国防相:中国のミサイルはロシアにとって脅威

ドイツのフォンデアライエン国防相は、雑誌FOCUSのインタビューで、中国の短距離及び中距離ミサイルはロシアにとって脅威であるため、中距離核戦力(INF)全廃条約の代わりとなる可能性のある新たな軍縮条約に中国を参加させる必要があるとの見方を表した。
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国防相は、中国がINF全廃条約の代わりとなる可能性のある新条約に参加する必要性について問われ、「ロシアは、ミサイルに関する新条約に中国を参加させることに関心を示さなければならない。なぜならロシアのミサイルが欧州にとって脅威であるように、中国のミサイルはロシアにとって脅威だからだ」と述べた。

米国は2月初旬、INF全廃条約の破棄を表明した。米国が立場を変えない場合、同条約は8月に自動的に失効する。これに関してトランプ大統領は新条約の締結について繰り返し述べ、新たな条約には中国も加えるべきだとの考えを表した。

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