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グァダニーノ監督 の『サスペリア』は1977年にアルジェント監督によって発表された同名の映画のリメイク。観客と評論家は、リメイク版『サスペリア』がオリジナルほど名作だとは評価しないものの、映画のワンシーンがプリントでビジュアルに展開された様子は最高の賞賛に値することを認めた。
高橋氏もおそらく同じ考えなのだろう。高橋氏は自からがグァダニーノ監督に連絡し、映画のカットの使用許可を承諾してもらったという。
こうして、シーズンコレクションにサスペリア関連のカプセルが登場した。カプセルにはダンサーのシーンや、最恐のホラーシーンで効果を発揮した、あのフック付きの手がプリントされている。また、高橋氏はこのほかにも、映画に主役として出演した英国女優のミア・ゴス氏、ティルダ・スウィントン氏、ドイツの女優イングリット・カーフェンに捧げる個別のアイテムを発表した。
高橋盾氏が映画をモチーフに創作活動を行うのはこれが初めてではない。2019年1月に発表されたメンズコレクションでは、映画 『時計かけのオレンジ』のカットが使用され、2018年春夏の女性コレクションでは、 ホラー映画『シャイニング』の双子が着たような淡青色のドレスがデザインされた。
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