米国、INF 全廃条約についてロシアと協議する条件を挙げる

米国務省は、米国はロシアと一定の条件のもとで中距離核戦力(INF) 全廃条約について協議する用意があると発表した。テレビチャンネル「ロシア24」が報じた。
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米国務省は協議の条件として、「米国とそのパートナーの安全保障」のために自由な検証を行う可能性を挙げた。

また国務省は、米国自体がINF 全廃条約に違反しているとするロシアの批判を再び否定した。

ロシアのプーチン大統領は4日、INF全廃条約の履行停止に関する大統領令に署名した。大統領令によると、ロシアは米国が条約違反を解消するまで、あるいは条約が失効するまで同条約の履行を停止する。

今月2日、トランプ米大統領はINF全廃条約からの離脱を表明した。同時にロシアは、同条約の義務を厳格に順守していると繰り返し発表した。

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