カナダのラジオ局3局が、マイケル・ジャクソンさんの曲のボイコットを発表

米人気歌手、故・マイケル・ジャクソンさんから幼い頃に性的虐待を受けたと主張する男性2人が登場するドキュメンタリー映画『 Leaving Neverland』が放映されたのを受け、カナダの大手ラジオ局3局がジャクソンさんの曲を流すことを中止した。映画『 Leaving Neverland』へのリスナーの反応が理由となった。5日、CBCテレビが伝えた。
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『 Leaving Neverland』では、ジャクソンさんから少年時代に性的虐待を受けたと主張するウェード・ロブソンさんとジェームズ・セーフチャックさんの証言をもとにジャクソンさんの少年らに対する性的虐待が描かれている。

1月28日、ジャクソンさんの遺族は映画について、公開リンチであり、金儲けのためにつくられたと批判し、ジャクソンさんの無罪は証明されているとし、ロブソンさんとセーフチャックさんの訴訟は2017年に退けられたと指摘した。

ジャクソンさんの遺族は2月22日、『Leaving Neverland』を制作したケーブルテレビ放送局HBOを相手取り、1億ドルの訴訟を起こした。

3月3日、BBCラジオはジャクソンさんの歌を流さないことを発表した。ロブソンさんとセーフチャックさんは2013年、性的虐待を受けたとしてジャクソンさんを訴えた。訴状によると、ジャクソンさんは1980年代後半から1990年代初頭に2人を虐待した。当時2人はそれぞれ7歳と10歳だった。

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