欧州人権委員長、自らの健康に関する女性の決定権確立を呼びかけ

8日の国際婦人デーを前に、欧州人権委員会のドゥーニャ・ミヤトビッチ委員長は、「男女平等は私達の社会の基本的価値観であり、人権協定に明記されている」と述べた。
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その上で、性と生殖に関する健康における進展は女性の権利の発達に密接に関係していると続けた。

「それ(成果)は自身の身体と健康、性的生活、子供の出産に関して情報に基づいて自ら決定する可能性を女性に与えた」

個人のプライベートな時間の権利は憲法で保証されるべき
「だが、女性の権利の分野の進展は簡単ではない。男女平等のため、その実現の停滞を許さずに戦う必要がある。欧州の女性は依然として性的権利や生殖に関する権利を奪われているか、違反に直面している。一部諸国では安全で合法な堕胎への女性のアクセスを防止または制限し、援助を犯罪にする非常に厳格な法的枠組みが保たれている」

「多くの国では、これまでのところ成功していないが、中絶をほぼ完全禁止する試みがなされてきた」

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