「太平洋構想」ODAで推進  18年版白書、対中協調も

河野太郎外相は8日の閣議で、日本の政府開発援助(ODA)の実績や方針をまとめた外務省の2018年版「開発協力白書」を報告した。安倍政権が掲げる「自由で開かれたインド太平洋」構想推進のため、ODAを通じて関係国の海洋安全保障能力の構築や質の高いインフラ整備を支援すると明記。中国との協調姿勢もにじませた。
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インド太平洋構想に関して「繁栄の阻害要因を取り除く努力が必要だ」と強調。東南アジアやアフリカで道路・港湾整備のほか、巡視船や機材の供与、海賊対策の合同訓練に取り組むとした。日本の17年のODA実績は約184億6120万ドル。

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