スプートニク日本
ボートのミニチュアモデルは、1922年にルクソール近郊の王家の谷でツタンカーメンの墓を見つけた英考古学者ハワード・カーターによって発見されたが、1973年から紛失したと考えられていた。
博物館で見つかった箱の中には、木製のマストとボートのミニチュアモデルの他のパーツが入っていた。
エジプトの神話によると、これら品物は死後の世界で死者が水の上を移動し、釣りをするために墓に納められた。
ツタンカーメン (紀元前14世紀) は、古代エジプト新王国時代の最も輝かしい統治者の1人と考えられている。死亡時の推定年齢は19歳前後とされており、その謎に包まれた死や、20世紀のタブロイド紙によると墓の発掘に参加した複数の学者が次々と死亡したという「呪い」が、学者たちの関心を集めている。
関連ニュース