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大坂選手は「女の子がスポーツを諦める時期は少年より早いという統計もある。プロの女性スポーツ選手として、とても憂鬱だ。この人形を見た女の子が鼓舞されて、可能性を見出すことを期待している」と語った。
重要な社会的目的を持ったバービー人形は2015年に登場した。今年は生産開始60週年を記念し、「女性ヒーロー」を拡大。大坂選手のほかに、フェンシングのイブティハージ・ムハンマド選手(ヒジャブを着た初めてのバービー人形でもある)、史上初のボクシング女性王者のニコラ・アダムズ選手、スノーボードのクロエ・キム選手、バレーボールの恵若琪選手、サッカーのサラ・ガマ選手、女子体操のガブリエル・ダグラス選手がいる。
マテル社は売れた人形1体につき、夢を叶えたい女の子の妨げになる要因に注目を集める慈善プロジェクトに1ドル寄付する方針だ。一方、寄付額は最大で25万ドル(約2700万円)に制限されている。
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