脱原発、実現可能と小泉純一郎氏 震災8年、講演で持論展開

小泉純一郎元首相が10日、新潟市での講演で11日に発生8年となる東日本大震災に触れ、電源の自然エネルギーへの転換で「原発ゼロ」は実現できるとの持論を展開し、「めげずに立ち上がり、ここから頑張らないといけない」と呼び掛けた。
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小泉氏は政界引退後、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故で原発の安全性に疑問を抱き始めたと説明。現在でも同原発の原子炉内部の詳細が分からない現状などを挙げて「これはひどいと思った。安全とは言えない」と訴えた。

ドイツの脱原発政策を紹介し、自然エネルギーの利用増は日本でも可能と強調した。

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