メルケル首相、欧州共通の空母建造構想を支持

ドイツのメルケル首相は11日、欧州諸国が共通の空母を建造する構想に対し支持を表明した。AP通信が伝えている。
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昨年12月にメルケル氏に代わってキリスト教民主同盟(CDU)党首に就任したクランプカレンバウアー氏がこれに先立ち、ドイツとフランスが欧州共通の戦闘機の開発に共同で取り組んでいると語っていた。この開発については2月、ドイツの国際公共放送ドイチェ・ヴェレによる記事で初めて明らかになっている。クランプカレンバウアー党首は、「欧州共通の空母を建造する象徴的プロジェクトの開始が、次の一歩になる可能性がある」と述べ、これが世界の安全保障における欧州連合(EU)の役割を強調することになると指摘していた。

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メルケル首相は11日、クランプカレンバウアー党首の提案に対し、「欧州がそのような装備を保有するのは正しく、良いことだ」と発言。一方で、「我々は他の諸問題に優先権を与えなければならない」とも指摘した。欧州では現在、英国、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアの5カ国が空母を保有している。

今回のクランプカレンバウアー党首による発言は、EUの改革に向けフランスのマクロン大統領が5日に行った提案に対してなされたもの。マクロン大統領による提案は、英ガーディアン紙を含む欧州の複数の新聞に掲載された。

この中でマクロン大統領は、共通の国境警備隊の創設やシェンゲン領域の再解釈のほか、北大西洋条約機構(NATO)と提携する形での国防費の増額を提案。さらに、国際的なサイバー攻撃や選挙キャンペーン操作に対抗する新たな欧州機関の創設や、欧州の政党に他国が資金を提供することの禁止も呼びかけていた。

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