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硬貨のデザインを考案したエドウィナ・エリス氏は英BBCに対し、「私は、このごく小さな硬貨の表面に大きなブラックホールを収めたかったのです。ホーキング博士がまだここにいて、この考えについて声を立てて笑ってくれれば良いのですが」と語っている。
ブラックホールが描かれた各種硬貨は鋳造の際、様々な合金を使って製造。価格は10ポンドから、金貨の場合の795ポンドまでとなっている。王立造幣局はツイッターで、価格が10ポンドの商品以外は発行分の硬貨が全て、既に予約されたと発表している。
理論物理学者で科学の普及に努めたホーキング博士は、現代の最も著名な学者の一人。2018年3月、76歳で死去した。
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