世界初の核実験の処理された動画が公開される

世界初の核実験の処理された動画がネット上に公開された。実験は今から74年前に米ニューメキシコ州アラモゴードで実施された。同実験のコードネームは「トリニティ」。
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技術誌ポピュラーメカニクスによると、公開された動画は、最初のネガを編集した際の不備を最小限にしたり、キズを除去するなどの処理が施された。原子爆弾は、1945年7月16日午前5時30分に爆発した。

米エネルギー省の報告書では、ニューメキシコ州の砂漠の上空で装置が爆発、爆心地近くの塔は「蒸発」し、その土台周辺のアスファルトは緑色の砂に様変わりしたと述べられている。また爆発から数秒後、砂漠には強い衝撃波が広がったという。

原子爆弾開発の責任者だった米国の物理学者ジュリアス・ロバート・オッペンハイマー氏は後に、この出来事は古代インドの聖典『バガヴァッド・ギーター』の「我は死神なり、世界の破壊者なり」という一節を思い出させたと語った。ポピュラーメカニクスが伝えた。

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