マレーシアの裁判所、金正男氏殺害事件の被告を釈放せず

マレーシアの裁判所は14日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件で、殺人罪に問われた被告2人のうちの1人、ベトナム人のドアン・ティ・フォン被告(30)を釈放しなかった。ロイター通信によると、被告の拘留はすでに2年以上となるが、今後も続く。
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ベトナム、金正恩氏の異母兄弟を殺害した容疑で起訴されたベトナム人の釈放を要請
マレーシアの検察当局は、フオン被告の起訴を取り下げないことを決めた。

11日には同事件で同じく逮捕、起訴されたインドネシア人のシティ・アイシャ被告(26)の起訴が取り下げられていた。検察側が殺人罪の起訴の取り下げを求め、裁判所がこれを認めたためアイシャ被告は釈放され、間もなく帰国した。

検察は、被告2人は金正男氏の殺害計画について知っていたと主張し、死刑を求めた。弁護士らは、被告らは計画を知らず、いたずら動画の撮影に参加しただけだと主張した。

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